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「小さいおうち」 中島京子 著(文庫)
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内容(「BOOK」データベースより)
昭和初期、女中奉公にでた少女タキは赤い屋根のモダンな家と若く美しい奥様を心から慕う。
だが平穏な日々にやがて密かに“恋愛事件”の気配が漂いだす一方、
戦争の影もまた刻々と迫りきて―。

晩年のタキが記憶を綴ったノートが意外な形で現代へと継がれてゆく
最終章が深い余韻を残す傑作。


山田洋次監督で奥様:松たか子、女中:黒木華さんで映画化されて確かテレビで観ています。
が・・・あまり印象に残る映画では、ありませんでした。
松たか子さんが、綺麗だったなぁ~位かな?(笑)
で・・・中島京子さんですし、直木賞受賞作だそうなので、読んでみました。

今年になって直ぐに読んだ本ですが途中、図書館の予約本を優先していまして
日を開けて、ダラダラと読んでしまいましたが・・・・・面白かった。

年の暮れの、大掃除のお話や大晦日のお話に、中学2年生まで住んだ平屋の
それこそ小さいお家での母親(大正11年生まれ)を懐かしい気持ちで思い出しました。

母も奉公に出たという話を聞いているので、掃除とかに細かい母親だったのかもしれません。
毛糸の編み直しであっても、初袖を通すセーターで年越しを迎えたとか、障子の張替えなど。
張り替える前に、プチプチ穴を開けて面白かった。

私、いつ頃まで、きちっとした大掃除などを受け継いでいたのだろう?
もう現在の家には障子も、畳もありませんしね。

最後の方まで、晩年のタキが記憶を綴るという形の本なので、
一緒に自分の幼い頃の記憶を呼び起こしていたように思います。

現代へと継がれてゆく最終章が深い余韻を残すとあり、確かにそうでした。
最終章に残る謎?どう思う?でした。何故タキは泣いていたのか?
映画ではどう表現されているのか気になり、今契約しているネットフリックスで
読了後、直ぐに観ました(笑)

セリフまで、本にある・なしが解りました。こんな場面は本に無いとか。
現在過去未来?入り混じった映画で、以前は内容が無の状態でみましたので
理解できなかったのだと解りました。魅力ある映画でした m(_ _)m

最後に中島京子さん言葉(対談の中から)
「私の考えている理由はあるんですけれども、読んでくださったかたが
自由に想像してくださったらうれしいですね」
だそうです。

本も映画も・・・謎は謎のままで・・・私なりに想像しています。多分・・・(笑)


「類」 朝井まかて 著  傷

「灯台からの響き」 宮本 輝 著

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