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「颶風の王」 河崎秋子 著
颶風の王
内容(「BOOK」データベースより)
明治の世。新天地・北海道を目指す捨造は道中母からの手紙を開く―
駆け落ち相手を殺されて単身馬で逃亡し、雪崩に遭いながらも馬を喰らって生き延び、
胎内の捨造を守りきった壮絶な人生―
やがて根室に住み着いた捨造とその子孫たちは、馬と共に生きる道を選んだ。
そして平成、大学生のひかりは祖母から受け継いだ先祖の手紙を読み、
ある決意をする。6世代にわたる馬とヒトの交感を描いた、生命の年代記。


羊飼いをしながら北海道を舞台に小説を書いているという事が凄いと思い
読んでみたかった小説家。これが初読み。
が・・・現在は羊飼いを辞めて小説家だけになったようです。
住まいは北海道とのことだけれども・・・・・。
この小説は、三浦綾子文学賞受賞作ということもあって、北海道らしい小説でした。


馬の目は、眉毛がバッチリで、とても綺麗で嫌いではありません。
好きと書けない所が微妙(笑)

子供の頃、向かいの家が農家で馬を飼っていました。
馬で田んぼを耕していた頃です。(何年前だ?60年位?それって、凄い前?まだ60年?)
稲刈の後、ワアワア言ってあぜ道を馬ソリに乗った事も覚えています。
馬小屋で馬とみつめあった事も覚えている。それで綺麗と言うイメージと
少し怖いというイメージが焼き付いているのかもしれない。

馬と言えば、ずんぐりむっくりな、道産子馬(画像お借りしています)
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高卒で会社に入り、会社の人達が競馬をテレビで観ていました。
初めて観たTVでの競馬馬。その時の驚きは今でもはっきりと覚えています。
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馬もスタイルがいいと美しいわぁ~

今思い出した。私待ち受け画面を馬にしていた事もあり。好きかもしれない(笑)
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北海道には野生の馬もいるようですが・・・・。
今、道産子馬は、ばんえい競馬に行かなければ、みられないですね。
ばんえい競馬は、馬が可愛そう・・・・。

慣れって怖い。ここに来て14年、海だ!!牧場だ!馬だ!!の興奮?感激?は
無くなりました。いいんだか、悪いんだか・・・・・。当たり前なんだか・・・・。


「明日の記憶」 荻原 浩 著
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内容(「BOOK」データベースより)
広告代理店営業部長の佐伯は、齢五十にして若年性アルツハイマーと診断された。
仕事では重要な案件を抱え、一人娘は結婚を間近に控えていた。
銀婚式をすませた妻との穏やかな思い出さえも、病は残酷に奪い去っていく。
けれども彼を取り巻くいくつもの深い愛は、失われゆく記憶を、はるか明日に甦らせるだろう!
山本周五郎賞受賞の感動長編。


渡辺謙さんと樋口可南子さん主演で、かなり前に映画になっています。
これは、本ではラストシーンですが映画は、どうだったかな?
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原作が荻原浩さんなのに、本を読んでいなかった。
映画も辛かった記憶があるのですが、予想通り本もせつなかったです。
彼の心の内を細かく読めますからね。

「心配事の9割は起こらない」という本があるから(読んでいないけど)
心配しても仕方がないけれども、アルツハイマーには、なりたくないですね。
じゃ何がいいの?と言われても、なりたい病気なんてないわけで・・・・。

この先、歳をとっていくにつれ、多かれ少なかれ、体にも、脳にも
不具合が出てくるわけで・・・もう出ているような気が・・・・(汗)
少しでも先延ばしにするようにしたいものです。
と言っても、運動を実践するわけでもなく・・・・

直ぐにできることは、毎日笑って明るく暮らす事かなぁ~?(笑)

「あの日にドライブ」 荻原浩 著
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内容(「BOOK」データベースより)
哀愁と感動の傑作長編小説。人生、今からでも車線変更は可能だろうか。
元銀行員のタクシー運転手は、自分が選ばなかった道を見てやろうと決心した。


元エリート銀行員が退社して、今はタクシー運転手。
最初、もしあの時違う選択をしていたら…と女みたいにグチグチと不平不満ばかりで
もう聞きたくないって感じで、読むのやめようかと思った(笑)
でも、それでばかりで本が終了って訳はない。どんな結末?と、読みすすめた。

主人公は40歳代・・・・男性もこれで良かったのだろうか?と
自分の人生を一度振り返る時期なのかもしれない。
「たられば」と考えても仕方がないのだけれどもね。

もう60歳代後半の私、この歳では、あの時違う選択をしていれば・・・と
考えることも、もう無くなっていると気がついたのでした(笑)
その時期、その時期、ベストと思える色々な選択の積み重ねで
現在があり、それを良しと認め、平穏に暮らせる事に感謝している。

確かに、もし違う人と結婚していれば・・・と考えた事はある。
でも現在の2人の子供が存在しないと言うことで、なしになる(笑)

この本も、子供が大事でこれでよし なので、めでたし・めだたし
タクシー運転手さんの大変さがわかったのも一つの収穫かな?
それとエリート銀行員=サラリーマンの世界って??と考えたのでした。


「家族写真」 荻原 浩 著
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内容(「BOOK」データベースより)
ちっちゃい赤ん坊だった準子が嫁に行くんだぞ―
男手一つで育てた娘を嫁がせる「結婚しようよ」。
あの主人公が同年代の54歳と知って愕然とする「磯野波平を探して」。
もはや見ないふりできない肥満解消のため家族でダイエットに励む「肉村さん一家176kg」他。短編の名手による、笑って泣ける7つの家族の物語


最初の短編の「結婚しようよ」 これって吉田拓郎の歌だなぁ~と思ったら
#1 僕の髪が肩までのびて  #2 君と同じになったら 
#3 約束どおり町の教会で   #4 結婚しょうよ ふふふっふ・・・と、小タイトル。
なんだか懐かしかった。59才の父親が44歳で亡くなった妻との結婚のときの話も被せて
息子も結婚し、娘を嫁に出すまでのお話です。
「俺はお前のお父さんになった覚えはないぞ」って、よく聞く話だけれども、
ドラマや小説だけの話で、本当にそう言った父親っているのかな(笑)

「肉村さん一家176kg」は父親と母親、息子の6週間のダイエットのお話
かなり笑えます。「デブは幸せになれないのかな?」って、幸せ家族の感じがします。
でも、時々本当にお相撲さんの様に超肥満体の家族をみると、
皆で甘々になるのかな?と思ってしまいます。体に悪そ~だよ。

どこにでありそうな悲喜こもごもの家族のお話で、自分も経験した話?
おかしくもあり、しっとりともなる物語でした。





「それでも空は青い」 萩原 浩 著
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内容(「BOOK」データベースより)
人間関係に正解なんてない―人づきあいに悩む背中をそっと押してくれる7つの物語。
人と人の組み合わせの数だけ、物語がある―― 読めば心が軽くなる傑作集!


荻原浩さんの本は読みやすい。彼は1956年生まれで、年齢が近いからだと思う。
同じ世代だと似た感覚が生まれるようにも思う。すっかりファンになってしまった。

本来は 読めば心が軽くなる傑作集なのですが、重くなってしまった。
この中の一つの物語に「僕と彼女と牛男のレシピ」がありました。
バツイチ7才年上の彼女に潮(うしお)という小1の子供がいる。
彼は、本当に苦労して、努力して、少しずつ2人に近づいていく過程が書かれています。
最後ハッピーエンドで良かったのですが・・・・。

最近聞きたくもない酷いニュースが流れた。現実は10才年上で教師の妻、夫は無職。
何故?殺人なんておこってしまったのだろう。
この小説が、ノンフィクションで、この事件はフィクションであって欲しかった。

今の時代、再婚も多く、でも幸せな家族の方がずっと多いと思うけれどもね。
「それでも空は青い」のタイトルが、母親の事を思うと、今は悲しいタイトルです。






「卵の緒」 瀬尾まいこ 著
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内容(「BOOK」データベースより)
僕は捨て子だ。その証拠に母さんは僕にへその緒を見せてくれない。
代わりに卵の殻を見せて、僕を卵で産んだなんて言う。
それでも、母さんは誰よりも僕を愛してくれる。
「親子」の強く確かな絆を描く表題作 (卵の緒)
家庭の事情から、二人きりで暮らすことになった異母姉弟。
初めて会う二人はぎくしゃくしていたが、やがて心を触れ合わせていく (「7’s blood」)
優しい気持ちになれる感動の作品集。


本当に優しい気持ちになれる本でした。血の繋がりとは?と考えさせられる物語です。
「卵の緒」は血の繋がらない親子の話。「7’s blood」は愛人の子との血の繋がりの話。
七子と七生の姉弟。だから「7’s」

月並みですが、深い愛情があるか、ないか、だけだと思った。
血の繋がりは、たまに邪魔になったりもする。面倒くさくもなる。
なんて、山程血のつながった人達がいるから(笑)そんな事を言う私。
誰もいなかったら・・・・寂しいし、欲しいと思うだろうね。

瀬尾まいこは1974年生まれで、45才は若いわね。
でも、本当に優しい気持ちになれるので、また読もう
本はほっこりしながら読みたいのです。



「女の偏差値」 林 真理子 著
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内容(「BOOK」データベースより)
上を目指して、常に努力を続けるそれが美女の生きる道。an・an連載「美女入門」Part17。
昭和、平成、令和 いつの時代も最先端を走り続ける、日本女性のお手本、それがマリコです!


アンアンに連載の「美女入門」Part17の本だとは知らずに、
「女の偏差値」だなんて、どんなことを林真里子さんは書いているのだろうと
真面目な気持ちで読み始めた本で、最初エッ!なんだぁ~?でしたが、
エッセイで、飾らない人柄に笑えてきました。
彼女4年かけて、歯科矯正したのです。整形はしていないのね。

ダイエットは女の永遠のテーマですが、リバウンドした。
でも、日々頑張っている、諦めてない。それもかなりのお金をかけて・・・・
林真理子さんのお高いは、如何ほど?ゼロが2個程違うかもね。

でも、お誘いが多くて・・・・食べる・食べる(笑)
なんだか、デブでも楽しくて幸せならいいじゃないと思えてきた。
でも、ブランド服とか着れるようになりたいのよね。
それって本当にストレスで、解消に食べるんだろうなぁ~。
完全に満足する事柄が、人として必要よね。

やっぱり「お腹いっぱい!!」の満足感が一番手っ取り早いわよね(笑)







「人生写真館の奇跡」 柊 サナカ 著
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内容(「BOOK」データベースより)
あの世とこの世の狭間に佇む写真館では、訪れた死者が年の数だけ
自身の写真を選び走馬燈を作る。案内人は過去の記憶を持たない青年・平坂。
来訪者は最高の写真を撮るべく希望する過去へと一日だけ平坂とともに戻ることができた。
九十二歳の老女、四十七歳のヤクザ、七歳の児童、それぞれが写した人生最期の写真とは。
そして平坂の悲しくも優しい秘密とは―。三つの物語が紡ぐ、感涙のミステリー。


「過去にもどれるとしたら、あたたはいつに戻りますか?」の帯に惹かれて
柊サナカさんを初読み。ですが・・・・入り込めなかった。
起こった出来事を奇跡と思えるか思えないかで、この本の面白みが変わってくるのだろうか?
残念ながら私は、思えなかったのです。確かに奇跡なのですが・・・・
戻りたい自分の過去を想像することも無かった。

なんだか、表紙やタイトルが何故か「コーヒーがさめないうちに」や
「ナミヤ雑貨店の奇跡」の本と重なり、同じ様な期待をしてしまった。
これらの本を先に読んでいなかったら面白いと思えたかも知れない。

サナカって名前をどうしてもサカナ(魚)と読んでしまう私。
そんな事ってよくあるよねぇ~ない?(笑)

北海道は、急に寒くなる様な予報ですね。
季節の変わり目、皆さん、ご自愛くださいね。




「猫と偶然」 春日武彦 著
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内容(「BOOK」データベースより)
愛猫との心安らぐ日々、猫が現れる文芸作品、そして紡がれる詩的連想…。
猫と人間の美しくも、ちょっと不思議な断章集。


現役精神科医が書かれた本で、猫の話の部分はとても面白かった。

「いささか大げさに述べるなら、猫にはどこかしら永遠性みたいな雰囲気がまとわりついている。猫の尊大さも気まぐれさも、永遠性とペアになっているからこそわたしたちはそれを魅力と感じているのではないだろうか」(本文より)。

が・・・・著者が博識すぎて、私には知らない事が多すぎた。
で・・・読んで私の知識が多少でも豊富になるかといえば、全くそんなことはなく
記憶力のなさを実感するのみなのでした(笑)


千葉県の台風による停電で一年前の北海道のブラックアウトを思い起こしています。
丸々2日の停電でも、あんなに大変だったのだから・・・・暑くはなかったし・・・・。
なんとかならないものかと・・・・早く回復される事を願います。

「月の上の観覧車」 荻原 浩 著(文庫)
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内容紹介
「月の上の観覧車」・・・・・人生に二周目があればいいのに
閉園後の遊園地、観覧車の中で過去と向き合う男――彼が目にした一瞬の奇跡とは。
過去/現在を自在に操る魔術師が贈る極上の八篇。


短編8篇・・・どれもこれも良かったぁ~、味わい深いお話ばかりでした。
自分の人生をよくも悪くも、振りかえってみるどこにでもあそうな人の話。

歳を重ねると、自分の20年後、30年後を具体的に考えられなくなるから
元気だった昔を懐かしんだり、思い出したり、あの選択は正しかったのか?とか
人生を振り返る様になるのだろう。

私は「レシピ」に出てくる主婦と同じ考え過ぎて、笑えるくらい。
彼女は夫が定年退職したので、離婚をする予定でいるのですが
世間的には不足のない夫だとは思う。暴力を振るわれたことはないー中略ー
勝手かもしれないが、そう決めてしまっている女とは、もう顔を突き合わせて暮らさないほうが、夫の為ためでもあると思う。
って、私と同じじゃん。
私は子供の成人を待たずに、34才で離婚したけど(笑)

その時々常にベストだと思った選択の積み重ねがあり、現在の幸せがある。
この先は、自分のできる事と、したい事を正しく見極めて暮らしていきたい。



「反人生」 山崎ナオコーラ 著
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内容紹介
「反人生」・・・・夫を亡くしてひとり暮らしの荻原萩子・五十五歳が抱く、
         バイト仲間の年下女子・早蕨へのときめきと憧れ
「越境と逸脱」・・・世界を旅する寅次郎、ユーモアのセンスあふれる桃男。
          男友だちから新たな感覚を学ぼうとする大沼の行く末は。 など全4編。


期待して山崎ナオコーラばかりを、読んでみたが、タイトルの「反人生」はSFかな?
私は、全く理解できないかった。残念。他の3編は、かなりの短編も良かった。
最後の「社会にでない」は、何故こんなタイトルを?と思うが・・・・。

流産してから、ピアノ曲とやけに親しくなった。暗い気持ちにしてくれるからだろう。
この文章から始まる物語です。
クラシックが全く苦手な私は、ピアノの独奏曲だけは、聞けるし、
たまに聞きたくなる時もあるから、そうなのかなぁ~(笑)

以前、小説家の中村文則さんが、「暗さを肯定するために文学をやっている」ー中略ー
作品にはいつも暗さが漂っている。そして、読者である私たちの心の闇を肯定してくれる。
小説というものの全てが暗さを内包している。134ページ記


なんだか納得してしまうなぁ~。日々肯定感って必要だものね。
読んだことがないので中村文則さんの本を読んでみようかしら・・・と思ったのでした。




「カツラ美容室別室」 山崎ナオコーラ 著
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内容紹介
こんな感じは、恋の始まりに似ている。しかし、きっと、実際は違う――
カツラをかぶった店長・桂孝蔵の美容院で出会った、淳之介とエリの恋と友情、
そして様々な人々の交流を描く、各紙誌絶賛の話題作。



カツラをかぶった店長・桂孝蔵の話が、もっと出てくるかと思ったけど、違った。
面白いとは言えないけれども、読んで良かった本です。
恋と友情のお話なのですが、淳之介のつぶやき?が、随所に出てくる。
そこが良かったので、書き留めておこうと思う。

「こんなにも人間関係が曖昧であることで、先行きが不安になる。
もっとこまめに他人と連絡を取り合わなくては、人間の形としておかしいのではないか?」

「自分が大好きなオレは、この先も、枠のない関係の中で、茫洋とした存在として過ごしていくのか?」
ちなみに、「茫洋」は、「つかみどころがない」「とらえどころがない」の意味で使われていると思う。

で・・・・本を読んでいく内に、今の自分に楽な方の答が出てくる。
それで、若い人なのだけれどもナオコーラさんの本を読んでしまう。

この本は、これが言いたくて書いたのだろうと思った。
「相手の心を覗くことは、相手の心を予想することとは違う。
ただひたすら注意深く、全身を耳にして耳を澄ますのだ。答えは出さない。
相手の心がわかることはないから。ー中略ー理解は不可能で、誤解だけが可能。
知らないということを深めたくて、心を覗くのだ。」124ページ記


答えは出さない。理解は不可能で、誤解だけが可能
この言葉を心に止めておけば、人と円満に暮らせそうです。




「ヴィオラ母さん」 ヤマザキマリ著
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内容紹介
「生きることって結局は楽しいんだよ」 音楽と娘と自分の人生を真摯に愛する
規格外な母リョウコの まるで朝ドラのような人生! ***中略***
「リョウコ」とは、漫画家・ヤマザキマリの今年で86歳になる「規格外」な母親のこと。
見本となるような「いい母親」ではなかったけれど、 音楽と家族を愛し、
自分の人生を全うする、ぶれないリョウコから 娘マリが学んだ、
人生において大切なこととは? 昭和を駆け抜けたリョウコの波瀾万丈な人生!


去年、北海道立近代美術館で棟方志功展の時に、
ヤマザキマリさんの講演を聞いた。魅力的な人物で、とても楽しかった。
彼女の母親ってどんな人?と思い本を読んでみた。

凄い人ですけど・・・・としか言いようがない。出自が凄いし。
「我が道をいく」とは、この様な人の事を言うのではないかと・・・。
恐れ入りましたって感じ。

ただ母親の事実を書いているだけだから、文章的には、つまらない。
それに文と漫画と内容がダブルのは、しつこい感じ。
どちらかにすれば良かったのに。

遺伝子は、誰でも親から子へと、良くも悪くも、
受け継がれていっているのだろうなぁ~と思ったのでした。

良い遺伝子の方に目を向け、親に感謝したいものです。



「ちょいな人々」 荻原 浩 著(文庫)
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内容(「BOOK」データベースより)
「カジュアル・フライデー」に翻弄される課長の悲喜劇を描く表題作、
奇矯な発明で世の中を混乱させるおもちゃ会社の顛末「犬猫語完全翻訳機」と
「正直メール」、阪神ファンが結婚の挨拶に行くと、彼女の父は巨人ファンだった…
「くたばれ、タイガース」など、ブームに翻弄される人々を描くユーモア短篇集。


確かにユーモア短篇集でした。笑えました。楽しめました。
こんな本に出会うと「あぁ~面白かった」でいいじゃんと思います。
私の読書は娯楽・娯楽・・・・時々、本ばかり読んで何しているの?
何か身になっているの?と、自問自答しだすことがあります。

「犬猫語完全翻訳機」は、特に面白く読みました。予想通り失敗。
可愛がっているペットと話せたら?と誰もが一度は、考えますよね。
でも、やっぱり会話できないほうがいいみたいね(笑)
人間だって、考えたことが筒抜けだと困りますよね。

猫は全く反抗しないから、猫可愛がりできる。
我家の猫、多分マロンの方が、時々「抗議うんち」をします。
でも、怒りはわかず、「何が悪かったのか?」と自己反省。
猫には、超広い心で接する事ができるのです。

今年の北海道の夏は暑くてたまらない日々でした。
我町も、初の30℃、もしかして初体験かも(笑)暑いと何もできないね。
でも、でもですよ。流石?我町です。今まで朝に床暖入れた日があります。
もう猫が寒がっているから。猫は10年経って、もう65才位、この後1年で+5才だって(悲)

最近は、毎日午後に役場から町内放送が流れてきます。
「最近、町内で熊の出没が出ております。夜の外出はお気をつけて下さい」と。
札幌ばかりがニュースになっているけどね。ここも同じ。

ブログが億劫になっていた。暑さのせいと言うことで・・・・。
備忘録・備忘録・・・たまると、益々億劫になる。
寝る前の読書時間は暑くても同じで、購入した文庫本を読んでいました。


 「赤い長靴」 江國香織 著(文庫)
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内容紹介
結婚して十年、子供はいない。二人なのに一人ぼっち。
漂う心の動きをとらえた、限りなく美しく、少し怖い、絶品の連作短篇小説集


6年前に一度読んでいて、珍しく再読してみたくなり中古本108円にて購入。 
細かい内容は、忘れていたけど、感想が以前と変わらないのが可笑しい。
自身のブログに「夫婦に限らず、人と人が分かり合うってどの様な事なんだろう。
わかり合えない部分がある事を分かる事、通じない事部分がある事を分かる事、
そしてそれを認める事かな?」と書いてあった。(笑)
この夫婦は、かなり変だと思うけれども、2人が良ければそれで良し。
今回は、とても愛し合ってる夫婦だと思った。


「神様のボート」 江口香織 著(文庫)
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内容紹介
あたしは現実を生きたいの。ママは現実を生きてない。
消えたパパを待って、あたしとママはずっと旅がらす……。

江口香織ワールドにハマってみたいと思い読んでみたが
この本は、残念ながら私好みでなかった。
恋愛沙汰の狂気は、もうどうでもいい年齢になったって事かな(笑)


「趣味で腹いっぱい」 山崎ナオコーラ 著
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内容紹介
趣味は上を目指さない、競争をしないから素敵――
趣味に興じる鞠子と銀行員・小太郎の結婚生活の行方を描く、著者最高傑作!


「働かざる者食うべからず」と言う父方針の元で育った小太郎と
大学院を卒業しても、ずーとアルバイトで専業主婦になりたく
趣味と実益をかんがえたくない鞠子
考え方が全く違う夫婦のあれやこれやの物語

サークルに入って、友だち作りの為に趣味はしない、だから独学でとか
そうそうと賛成部分が多々あり、今は鞠子の様な考え方になっているわとの
自分発見で、楽しく読めました。
ただし、年金生活になった今は・・・であって、自立心旺盛であり、
脱専業主婦を選んで、一人で2人の娘を育てていた若い頃に、
この本を読んだら、どう考えただろう?と思いました。

生活の為に、働き続けた私は、今はしたいことだけをしていい生活。
年金生活(働かなくてもお金が頂ける)の、なんとありがたいことか。

と、ありがたや~ありがたや~と幸せな生活の再確認をいたしました(笑)


「きらきらひかる」 江口香織 著(文庫)
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内容紹介
私たちは十日前に結婚した。しかし、私たちの結婚について説明するのは、
おそろしくやっかいである――。
笑子はアル中、睦月はホモで恋人あり。そんな二人はすべてを許しあって結婚した、
はずだったのだが……。
セックスレスの奇妙な夫婦関係から浮かび上る誠実、友情、そして恋愛とは?
傷つき傷つけられながらも、愛することを止められないすべての人に贈る、
純度100%の恋愛小説。


妻笑子は、鬱でアル中で、とんでもない主婦なんだけれども、
ホモで恋人ありの医者の夫は笑子のすべてを受け入れている。
摩訶不思議な夫婦の物語ですが、何故か違和感のないお話です。

どうしてなのだろう?ホモカップルにしても、出てくる人皆が、
自分に正直だからだろうか?旦那さんは、ちょっとした嘘もつけなくて困る。
おもてなしができない笑子を、気取らなくて、素のままがいいと思えるし
夫に対しても、羨ましいくらい無理をしていない。
この人達の先はわからないけれども、どんな形の夫婦がいてもいいと思えた。

最後のページを見ると、この本の発行は平成6年、平成20年に47刷り。凄い。
随分前に書かれていますが、古さを感じませんというより、新しい感じです。


「緋の河」 桜木紫乃 著
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内容紹介
男として生まれた。でも、あのおねえさんみたいな、きれいな女の人になりたいな――。
蔑みの視線も、親も先生も、誰に何を言われても関係ない。
「どうせなるのなら、この世にないものにおなりよ」。その言葉が、生きる糧になった。
カルーセル麻紀さんのことを、いつか絶対に書きたかった、という熱い思いが物語から溢れ出る。


あとがきに人生の舵を自分で切り続けた人、自分の居場所を自分で作った人・・・・。
とあります。まさにそのとおりで、物心ついたときから、はっきりした望みがあり、
流されることなく、信念を強く持ち続けて、なりたい人になった物語です。

カルーセル麻紀さんをモデルにした少女時代の話で著者による想像との事で、
家族構成も全部違うと言うことですが、どうしても、書いてあることが
彼女の事の様にとってしまう。彼女は、この本を読んでどの様に思ったのだろうか?

最近はLGBTの文字も目にするようになり、いろいろな人がいて当然と考えていたし
自分は受け入れていると思っていましたが、あとがきに彼女とあったので、
彼女と書きましたが、私の中で??で違和感があった事が新発見でした。

皆が賛成してくれて、なりたい人になるのは、いいですが
そうでない場合、本当に大変だと思いました。

「そしていま、一人になった」吉行和子著
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内容紹介
父は詩人で作家の吉行エイスケ、母はNHK朝ドラ主人公である美容師のあぐり、
兄は作家の吉行淳之介、妹は詩人・作家の吉行理恵という一家に育った女優・吉行和子が、
107歳まで生きた母の三回忌を終えたいまだからこそ語れる家族の歴史、
そして80歳を過ぎた自分の来し方について綴る。


「あぐり白寿の旅」と「梅桃が実るとき」の文庫本を大切に持っている。
吉行淳之介さんのエッセイも、相方の本ですが多少読んでいる。
だから、吉行家の事は、多少知っているような気がしていました。
でも、違った・・・知らないことも多かった。

喘息持ちで、小さいときから体が弱かったのに、元気ハツラツで育った妹の理恵さんまで、
先に逝ってしまうとは・・・・生きている事の辛さも感じました。

母親のあぐりさんは、107歳でなくなる前、10年も歩けないで過ごされたのですね。
最後7年は、自宅介護をされたそうで、ヘルパーさんに恵まれたと言っても
その心労は如何ほどのものかと思います。
でも、最後の3年、身も心も悲鳴をあげていたようです。

介護は期限がわからないから、辛いものだと思います。
それでも、亡くなってしまったら、介護には後悔が付き物のようです。
自分で自分を褒めてあげなければ・・・・。

あぐりさんは認知症になることなく最後まで、ハッキリとされていたようです。
それが、可愛そうにも思うとも・・・・。

病気で我慢強くなれたと書いている吉行和子さんですが、
強さをうちに秘めて、おっとりした感じで、今までと同じ様に
女優さんをいつまでも続けて欲しいものです。







「猫と藤田嗣治」 浦島 茂世 著
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内容(「BOOK」データベースより)
藤田のネコは何を想うのか?ネコ研究者の視点から大解剖!
お気に入りのモチーフとして猫を描き続けた画家・藤田嗣治。
藤田の猫作品を集め、作品解説、猫の考察を織り交ぜた新しい美術入門書。


図書館で、見つけた猫表紙のこの本、借りるでしょう。やっぱ!!
内呂博之・荒堀みのり監修とあります。最後に京都大学でネコの研究をしている
荒堀みのりさんという方が猫の解説をしていますと書いてありました。

解説面白かったです。猫の研究をちゃんとしているのです。
『20歳まで猫が元気に長生きできる住まい』なんて本も出しているようです。

猫の絵も良かったです。本当に沢山書かれていたのですね。
猫姿が我が家の猫にもあるあるでした。
藤田嗣治さんの人物像も知れました。
小柄な方で、自分の洋服は自分で縫っていたらしいです。
知らなかった。で・・・猫と愛用の裁縫道具のようです。

これで、納得できました。
毎朝(笑)この猫↓と、ご対面しているものですから
洗面所の扉の内側に張ってあります。
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もう、一年位前になるかな?可愛いポストカードだと購入した一枚
後に嗣治サインに気がついた私(笑)